テゼレッターの手引 その1 土地、クリーチャー編
2018年4月30日 Magic: The Gatheringテゼレッターとは、レガシーのストンピィデッキでありプリズンデッキです。チャリス等の妨害ファクト、ウィル等で防御を構築してからの、豊富な勝ち手段(ソプターコンボ、テゼレットの小マイナスによるビートダウン、テゼレットの奥義、ヘルムヴォイドetc)で勝利することがコンセプトのクールなデッキです。勝ち方がどれも他のデッキではあまり見ない勝ち方なので、わからん殺しが高確率で発生し気持ち良くなれるのがこのデッキの良いところです。
赤をタッチし、ダク フェイデン、ダレッティ2種、罰火を取る形もあり、最近はこちらがメジャーなタイプでした(マイナー界のメジャー)。
弱点としては、サイド後のファクト破壊を厚く取られると死んだり、不毛ハメが凄く効くこと、青い癖にいわゆるブレストポンダーデッキではないので、安定性はあまりありません。マリガン後のヒムで容易に死に至ることができます。
今回はそんなピーキーなローグデッキで、大きな大会において入賞出来たこともあり、採用した各カードの解説を詳しくやってみます。ヨーソロー。
【土地編】
*島、沼
原点にして最強のマナベース、不毛で壊れない環境のソリューション。トランスミュートアーティファクトとウィル生打ち以外では青黒が出れば良いので、とりあえず島、沼と動けば不毛ハメは回避できます。
*汚染された三角州
もみ消しという裏目はあるけど、まぁMAX入りますね。るつぼからの使い回しもグッド。
*underground sea
モックスダイアモンドひけなかった時にトランスミュートアーティファクトを打ちたくなれば持ってくる。優先度は低い。不毛で壊れるし…
*教議会の座席、囁きの大霊堂
不毛で割られる脆さはあるものの、テゼレットの奥義の時のカウント増し、トランスミュートアーティファクトの餌、そして後述のカーンのカウント増しに使えるメリットは特筆すべき長所ですね。よって採用。
*古の墳墓
このデッキの暴れ馬。1tチャリスはここから始まる。もちろんバーンやURデルバーに劇的に相性が悪い元凶かつ、初手にあった場合、コイツに依存して展開することになるので、不毛で潰されるとかなり辛くなることがある。ただし、前述の1tチャリスの利点は魅力的(たまにそれだけで勝てる)なので、4枚採用は揺るがない。
*発明博覧会
マナフラッドの許容、ライフ回復と唯一無二の性能を誇るカード。伝説じゃなければ4枚採用してた。
*アカデミーの廃墟
ハンデスやカウンターで落とされたカードを回収できる土地。カウンターされたチャリスや三玉を拾うと嫌な顔をされます。もっと苦しんで、もっと。
*不毛の大地
最強、るつぼと絡める勝ちパターンもあります。赤単プリズンみたいな類似のデッキ相手に明確に強い点。デルバー相手に使っても良いけど、イコール勝ちとはならない(向こうが土地一枚あれば割と動ける)ので、使わずに荒地として使うことも視野に。
今回不採用にしたカード群
*ダークウォーターの地下墓地
おしゃれ枠。減衰球が出たせいでメリットがデメリットを上回り引退。
*裏切り者の都
MUDライクな構築にしていけば有り。不毛がホントきついんすよ…
*黄塵地帯
うーん、重い。
【クリーチャー編】
*悪意の大梟
場に出し得。トランスミュートアーティファクトの種になり、テゼレットのカウントを増やし、序盤の壁になる。テゼレッターはこいつのスペックをフルに引き出せるデッキ。
*発明の領事、パディーム
現代に蘇りしガーディアンビースト。お膳立てが必要かつ、単品だと何もしないけど、アーティファクトを守るボブが弱いわけないんだよなぁ…場合(衰微が増えたら)によってはメインもあり。
今回不採用にしたカード群
*エーテリウム造物師、ブレイヤ
トランスミュートアーティファクトで出す枠。t赤すればダレッティからのリアニルートも取れる。カーン採用に伴い枠を譲る。
*磁石のゴーレム
ANTに効く(衰微が効かず、放置すると死ぬ抵抗の宝球の亜種)。今回は減衰球に枠を譲る。
*艱苦の伝令
このカード使うデッキなんてテゼレッター以外おらんやろ!な、上手ぶりカード。実際、ビタッとハマれば強いけど、現環境ではグリデルに悠長すぎるのでout。
次はPW、アーティファクト、エンチャントについて書きます。アーティファクト多ない?
赤をタッチし、ダク フェイデン、ダレッティ2種、罰火を取る形もあり、最近はこちらがメジャーなタイプでした(マイナー界のメジャー)。
弱点としては、サイド後のファクト破壊を厚く取られると死んだり、不毛ハメが凄く効くこと、青い癖にいわゆるブレストポンダーデッキではないので、安定性はあまりありません。マリガン後のヒムで容易に死に至ることができます。
今回はそんなピーキーなローグデッキで、大きな大会において入賞出来たこともあり、採用した各カードの解説を詳しくやってみます。ヨーソロー。
【土地編】
*島、沼
原点にして最強のマナベース、不毛で壊れない環境のソリューション。トランスミュートアーティファクトとウィル生打ち以外では青黒が出れば良いので、とりあえず島、沼と動けば不毛ハメは回避できます。
*汚染された三角州
もみ消しという裏目はあるけど、まぁMAX入りますね。るつぼからの使い回しもグッド。
*underground sea
モックスダイアモンドひけなかった時にトランスミュートアーティファクトを打ちたくなれば持ってくる。優先度は低い。不毛で壊れるし…
*教議会の座席、囁きの大霊堂
不毛で割られる脆さはあるものの、テゼレットの奥義の時のカウント増し、トランスミュートアーティファクトの餌、そして後述のカーンのカウント増しに使えるメリットは特筆すべき長所ですね。よって採用。
*古の墳墓
このデッキの暴れ馬。1tチャリスはここから始まる。もちろんバーンやURデルバーに劇的に相性が悪い元凶かつ、初手にあった場合、コイツに依存して展開することになるので、不毛で潰されるとかなり辛くなることがある。ただし、前述の1tチャリスの利点は魅力的(たまにそれだけで勝てる)なので、4枚採用は揺るがない。
*発明博覧会
マナフラッドの許容、ライフ回復と唯一無二の性能を誇るカード。伝説じゃなければ4枚採用してた。
*アカデミーの廃墟
ハンデスやカウンターで落とされたカードを回収できる土地。カウンターされたチャリスや三玉を拾うと嫌な顔をされます。もっと苦しんで、もっと。
*不毛の大地
最強、るつぼと絡める勝ちパターンもあります。赤単プリズンみたいな類似のデッキ相手に明確に強い点。デルバー相手に使っても良いけど、イコール勝ちとはならない(向こうが土地一枚あれば割と動ける)ので、使わずに荒地として使うことも視野に。
今回不採用にしたカード群
*ダークウォーターの地下墓地
おしゃれ枠。減衰球が出たせいでメリットがデメリットを上回り引退。
*裏切り者の都
MUDライクな構築にしていけば有り。不毛がホントきついんすよ…
*黄塵地帯
うーん、重い。
【クリーチャー編】
*悪意の大梟
場に出し得。トランスミュートアーティファクトの種になり、テゼレットのカウントを増やし、序盤の壁になる。テゼレッターはこいつのスペックをフルに引き出せるデッキ。
*発明の領事、パディーム
現代に蘇りしガーディアンビースト。お膳立てが必要かつ、単品だと何もしないけど、アーティファクトを守るボブが弱いわけないんだよなぁ…場合(衰微が増えたら)によってはメインもあり。
今回不採用にしたカード群
*エーテリウム造物師、ブレイヤ
トランスミュートアーティファクトで出す枠。t赤すればダレッティからのリアニルートも取れる。カーン採用に伴い枠を譲る。
*磁石のゴーレム
ANTに効く(衰微が効かず、放置すると死ぬ抵抗の宝球の亜種)。今回は減衰球に枠を譲る。
*艱苦の伝令
このカード使うデッキなんてテゼレッター以外おらんやろ!な、上手ぶりカード。実際、ビタッとハマれば強いけど、現環境ではグリデルに悠長すぎるのでout。
次はPW、アーティファクト、エンチャントについて書きます。アーティファクト多ない?
コメント