PTQ モントリオール 2/9

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209montreal

1位 UGトロン
サイドに《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract(LRW)》3枚。メインから《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》投入。西部も入れたら実質4枚入ってることになる。

2位 歴伝
《朝明け/Morningtide(TOR)》ってかなりいい感じの墓地対策だと思う。コスパが悪いけど《真髄の針/Pithing Needle(10E)》も《蒸気の連鎖/Chain of Vapor(ONS)》も効かないから良さげ。

3位 ステロイド
サイドから《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》4枚。このカードは大好きだ。

4位 発掘
《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout(MOR)》は無しタイプ

5位 ステロイド
《焦熱の火猫/Blistering Firecat(ONS)》が少なめ。《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》がメインから2枚。軽めなイメージ

6位 アグロドメイン
ブンブンはメタられても強い。ゴブしかりこれしかり

7位 アグロドメイン
6位と全て同じ構成。

8位 ハートビートデザイア
ここにきてまた息を吹き返してきたデザイア。

PTQ ウィニペグ(?)

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209winnipeg

1位 発掘
普通の構成。発掘つえー

2位 デスクラウド
《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》入りデスクラウド。ここまでくると本当にスタンのころを思い出す。エクテンになってPWとウィッシュボード足された感じ。

3位 TEPS
若干ドロースペルに変更があるきがする。《秘儀の研究室/Arcane Laboratory(USG)》とか《法の定め/Rule of Law(10E)》とかの価値が再認識されそう。

4位 トリンケッドゴイフ
《弱者の石/Meekstone(7ED)》が目新しい。サイドに《レオニンの高僧/Leonin Abunas(MRD)》とか《名誉の道行き/Honorable Passage(TSB)》とか色々意欲的な作品。好きだな、こういうの。

5位 BGコントロール
昔懐かしい匂いのするボードコントロールデッキ。アリーナドレインのアリーナ無しって感じ。

6位 トリンケットゴイフ
青緑の濃いタイプ。サイドから《法の領域/Sphere of Law(ODY)》。

7位 ステロイド
サイドから《悪魔火/Demonfire(DIS)》。エクテンのステロイドには珍しい。

8位 トリンケットゴイフ
サイドから《世界の荒廃/Global Ruin(INV)》。このカードは何気なく好きですw
PTQモービル 2/9

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209mobile

1位 トリンケットゴイフ
我が街の一位通過者は教主入りのトリンケットゴイフ。ウィッシュはなし

2位 アグロドメイン
一枚挿しのカードがキレていて楽しい。自分には使えなさそう・・・。

3位 モノブルー
《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が1枚。《もみ消し/Stifle(SCG)》も無し。

4位 発掘
普通の構成。《イチョリッド/Ichorid(TOR)》は3枚か・・・。

5位 暦伝
うつろうドラコ入り歴伝。《風見の本殿/Honden of Seeing Winds(CHK)》じゃなくて《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena(APC)》入り。どっちがいいんだろうか。

6位 変則デスクラウド
土地が全部基本地形。これでトップ8入れるのか(予算的な意味で)デッキ製作者冥利に尽きるだろうな・・・。
とはいえ眺めてみるとランド関連以外のほとんどのパーツ選択は基本どおりか。

7位 UBトロン
サイドの《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》が強いと思う。《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》を使わないと黒という選択肢もあるな。

8位 神話
普通の構成。若干メインのアーティファクト成分が多い。
PTQ デンバー

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209denver

1位 WBGジャンク
どんだけ神話メタやねん、なデッキ。クリーチャーのチョイスが渋い。ステロの隆盛に伴っての銀騎士の地位向上に期待。あと見慣れない土地が1枚。《ちらつき蛾の井戸/Blinkmoth Well(MRD)》か・・・。たまのたまーにギフトロックのウィッシュボードに入ってる。

2位 歴伝
普通の歴伝。メインチャント4枚はここしばらく見なかったので逆に新鮮。

3位 デスクラウド
サイドの《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CHK)》はコントロール用か・・・。

4位 発掘
サイドから《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout(MOR)》4枚。そんなに使えるのか・・・。そういえば想起で出たら《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》が誘発したり、クリーチャーっていうだけで《イチョリッド/Ichorid(TOR)》の餌にもなるな。

5位 ドランデッキ
《不敬の命令/Profane Command(LRW)》が入ってない。代わりに若干ハンデス多め。

6位 ゴブリン
メインから《血染めの月/Blood Moon(9ED)》、《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》。サイドから《総帥の召集/Patriarch’s Bidding(ONS)》

7位 ドランデッキ
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》がメインから3枚投入されている。デスクラウド的に考えると入れておいたほうが良さげ。

8位 神話
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》が8枚入ってるように見えるのはきっと印刷ミスだろう。サイドから《血染めの月/Blood Moon(9ED)》?ありなのか?

PTQ マディソン

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209madison

1位 ステロイド
《無謀なる突進/Reckless Charge(ODY)》まで投入されたキレっぷりに感服。

2位 発掘
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》はメインに1枚サイドに2枚。ふむふむ。

3位 BRGグッドスタッフ
この形を見るのは2回目。ヘビーカウンターなサイカみたいなデッキが死滅しているから強いのか?

4位 デスクラウド
こんだけ流行ると対策は必須。《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》が4枚投入されている。《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》とのシナジー狙いか。

5位 ステロイド
サイドから《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》が4枚。

6位 ステロイド
比較的軽量のスペルが多い。おそらく《田舎の破壊者/Countryside Crusher(MOR)》を使っているためだろう。

7位 ゴブリン召集
《蛙投げの旗騎士/Frogtosser Banneret(MOR)》が入らず。構成は比較的普通。

8位 アグロドメイン
若干火力多め。サイドに《仕組まれた疫病/Engineered Plague(ULG)》が1枚だけ入っているのは何のためだろう?
PTQコロンバス

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209columbus

1位 デスクラウド
このデッキは《死の雲/Death Cloud(DST)》が決まると場にはPWしか残らないらしい。(先輩談)そら強い。

2位 ゴブリン召集
今後はこの形がメジャーなタイプのゴブリンになるのか。

3位 トリンケットゴイフ
メインサイドに1枚ずつ《激動/Upheaval(ODY)》。サイカみたいなフィニッシュブローをタルモに託す。

4位 歴伝
これは比較的弄っていないタイプ。ウィッシュボードを広めに取ってある。

5位 歴伝
サイドの《死の印/Deathmark(CSP)》はどうみても《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》用。《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》とかよりはスマート。

6位 デスクラウド
つよーい。相手をハンデスで機能不全にしてからだとコントロールにも強そう。ただメタにはあってる。

7位 歴伝
ここは歴伝が強め。《占有/Take Possession(FUT)》がメインに見える。歴伝合戦用か。

8位 発掘
やっぱり勝ってる発掘。基本的なタイプ。

PTQ“真っ赤に燃える”ダラス

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209dallas

1位 ステロイド

メインの1挿しはスパイス?飽きがこなさそう。サイドはしっかりと複数挿し。

2位 アグロドメイン
朝明けからは《田舎の破壊者/Countryside Crusher(MOR)》が参入。従来型からは《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》が《略奪/Pillage(ALL)》になってる。もともとライフを厳しく攻めるデッキじゃないのでこっちのほうがしっくり来る。

3位 忍者ストンピー
神河−ラブニカ期のスタンをエクテンバージョンにしたような構成。結果から見るに忍者はある程度通用するようだ。サイドからはトリンケットもあり。

4位 トリンケットドランデッキ
かなりコントロール気味に寄せてあるドランデッキとトリンケットゴイフのハイブリッド。渋川剛気みたいw

5位 神話
エイトグ《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》型。神話の型はいろいろあるけどこれが自分的には一番やりづらい。

6位 バーン

これは先週自分が0−1−1ラインで当たった相手のデッキだった。ボーナスゲームじゃなかったのか。《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》が火力の質を底上げしている。

7位 バーン

サイドの罠橋はかなりやらしいカードだと思う。

8位 神話

サイドに《被覆/Envelop(JUD)》3枚。なかなか渋いチョイス。

−−−

まだ途中だけど一応批評。ダラスの熱さと歴伝の復権、デスクラウドの隆盛が今週のトピック。面白い環境になってきた。ビートダウンしてりゃ生き残れる、ドラン使ってりゃ生き残れるような環境じゃないほうが楽しい。
いきなり積まれるスタック。今回は自分の街モービルもあります。

PTQ アトランタ 2/9

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209atlanta

1位 トリンケットゴイフ
朝明けからは《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout(MOR)》。クリーチャーを良くメタった構成。

2位 歴伝
歴伝は最近トップ8入りしてなかったので準優していて驚いた。《風見の本殿/Honden of Seeing Winds(CHK)》がメインから4枚。従来の構成からはちょっとずつ変えてあるようだ。

3位 神話
メイン《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》。ブチ切れっぷりが良くわかる構成。小気味いい。

4位 アグロドメイン
ありふれた形のメイン《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》型。トロンには世知辛いメタだ。

5位 神話
メイン《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》、《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》

6位 ゴブリン《総帥の召集/Patriarch’s Bidding(ONS)》
昔懐かしいデッキ。朝明けからは旗騎士が参加。

7位 発掘
《ひどい憔悴/Crippling Fatigue(TOR)》がサイドに1枚。それ以外は普通の構成かな。

8位 デスクラウド
プレインズウォーカーとか《死の雲/Death Cloud(DST)》でボードコントロールするデッキ。どことなく懐かしいにおいがする。

PTQ ボルティモア 2/9

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0209baltimore

1位 歴伝
歴伝強いなぁ・・・。サイドが《沸騰/Boil(7ED)》4、《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》4、《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》4とわかりやすいサイドボーディング。これが悟りか。

2位 神話
サイドに《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》4、《原基の印章/Seal of Primordium(PLC)》4。わかりやすくて良い。

3位 ゴブリン
赤単。サイドからタッチ《根絶/Extirpate(PLC)》、《クローサの掌握/Krosan Grip(TSP)》。

4位 デスクラウド
朝明け後急にこのアーキタイプが発生したな。細部に違いはあれどPWとデスクラウドでコントロールすることは変わらず。

5位 発掘
土地構成が面白い。ほかは特に変わったところは無し

6位 ドランデッキ
メイン《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni(BOK)》、《苦花/Bitterblossom(MOR)》が1挿し。サイドから《希望の壁/Wall of Hope(LGN)》。試行錯誤が面白いデッキ。

7位 トリンケットゴイフ
《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》と《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》と《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》が3枚ずつメインサイド併せて投入されているデッキ。使い分けが難しそうだ。

8位 ドランデッキ
4〜3枚挿しで固めてあるメインが特徴的なデッキ。特徴の無さが強さかもしれない。
1月26日 PTQヒューストン

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0126houston

リストになかった5位のリストが出ていたので

5位 ボロスタッチ黒
タッチ黒は《燻し/Smother(ONS)》とサイド後の《死の印/Deathmark(CSP)》。《等時の王笏/Isochron Scepter(MRD)》を採用して《オアリムの詠唱/Orim’s Chant(PLS)》、《火+氷/Fire/Ice(APC)》、《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》棒でアドバンテージが取れるようになっている。なんか全体的にエクテン前環境の亡霊の集合体だという印象を受けた。これは・・・でも強そうだ。
PTQ ヒューストン 1月26日

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0126houston

1位 発掘
土地が凄い。全部から5色出る。構成も生物多め。

2位 カウンターバランスゴイフ
メイン枷4、サイドから《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》3とかなりクリーチャーメタにシフトしてきている。コントロールがトップメタじゃないしなぁ・・・。《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》抜いてるのもクリーチャーデッキ対策か。

3位 発掘
比較的普通のレシピ。サイドからは《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》じゃなくて《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》。まぁ同系なら読まれづらいしね。

4位 トリンケットドランデッキ
ハイブリッド型。これならビート相手でも無理なく《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を運用できそうだ。長期戦を見越しても《生ける願い/Living Wish(JUD)》も特徴的。かなり丸いデッキ

5位はリストになかった。

6位 ステロイド
サイドから《終止/Terminate(PLS)》4。《血染めの月/Blood Moon(9ED)》じゃくて《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》をサイドから取っている。どっちがいいんだろう。

7位 発掘
メインは基本的。サイドからの《もみ消し/Stifle(SCG)》が珍しい。昔は入ってたのかな・・。

8位 モノブルー
クリーチャーパクる系のカードはメインの枷3のみ。コントロールメタにシフトしてある気がする。サイドカードも特定のデッキに刺さりまくるやつは一通り揃えてある。

PTQ ルイスビル

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0126louisville

1位 アグロドメイン
すっごい尖った構成。きっと決勝の最後までブンブンしまくったに違いないwサイドからの《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer(FUT)》は結構見ない角度からの発掘のメタり方だと思う。結構メジャーなのかな?(自分が知らないだけで)

2位 発掘
メイン《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》の発掘。同系には圧倒的に有利。サイドからの《祖神に選ばれし者/Ancestor’s Chosen(JUD)》がリアニ対象としては面白い。

3位 発掘
《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》と《霊気撃ち/AEthersnipe(LRW)》が1枚ずつメインから採用されてあるのが目新しいところ。サイドからは発掘にしては珍しいアグレッシブなサイドボーディングがとってある。

4位 神話
《致命的な激情/Fatal Frenzy(PLC)》型。爆発力のあるデッキが目論見どおり爆発した結果か。

5位 ドランデッキ
普通のデッキ。ドランデッキはやはり勝ってるなぁ・・・。

6位 カウンターバランスゴイフ
ドランデッキと並んでメジャーで強いアーキタイプ。サイドからの《集団監禁/Collective Restraint(INV)》が目新しい存在。

7位 グッドスタッフ
一昔前のスタンのデッキによく似てる。高いなぁ・・・。とにかくパワーのあるクリーチャーを連打していく型か。軸をずらして戦わないときつそう。

8位 ギフトロック
サイドは15種類15枚。トリンケットが1枚サイドにあるのは面白い。ある意味ほぞもウィシュから持って来れるようなものだし。あとは除去カードにメインからの《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》が新しい。

−−−
かなり固まってきた予感があります。ローウィンからの影響はやっぱりドラン。存在がかなりデカイ。そして環境はモーニングタイド対応へ。ここからどう変化するのか・・・。ビートの未来は明るそうだなぁ・・・。

コントロールは・・・。
PTQトロント 1/12

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0112toronto

1位 ステロイド

メイン《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan(GPT)》が特徴的。サイドボードの取り方もわかりやすくお手本的なステロイド。

2位 モノブルー

メインは普通。サイドに1枚挿しのアーティファクトが多数。相手のデッキに合わせて細やかに調整することにしたのか。今のメタは色々散っているから理にかなったサイドボードに見える。

3位 発掘

メインは普通。サイドに最近は珍しい《天啓の光/Ray of Revelation(JUD)》が。昔は普通に入っていたんだけどなぁ。

4位 トリンケットバランスゴイフ

Remiのデッキに良く似てる、と思って見てみたらやっぱり1枚違うだけ(《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》1枚→《真髄の針/Pithing Needle(SOK)》1枚)サイドからの万能除去《名誉回復/Vindicate(APC)》が光る。サイド後はカウンターを意識させつつ《名誉回復/Vindicate(APC)》を打てるわけか。

5位 親和

ローウィン後は《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》4が基本か。タルモなし。《エイトグ/Atog(MRD)》4、《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》4でアーティファクトに頼らない戦いも出来るようにしてあるのが印象的。

6位 エルフ対立

面白い。新旧エルフの入り混じる構成。サイドから《差し戻し/Remand(RAV)》4

7位 UGトロン

何といってもサイドの《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract(LRW)》4。正直エクテンに入り得るカードだとは思わなかったので要検討。

8位 ドランデッキ

メイン《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》なし。こういうのもアリか。

PTQ ボルティモア 1月13日

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0113baltimore

1位 アグロローム

久しぶりに見た。しかも一位通過か。完全に赤緑で組んであってメイン《血染めの月/Blood Moon(CHR)》か。これは対策してないと歯が立たない。サイドの《野生の朗詠者/Wild Cantor(GPT)》2っていうのは《モグの偏執狂/Mogg Maniac(STH)》と併せて代えて《根の壁/Wall of Roots(TSB)》を抜いたときのマナバランスの調整用か。

2位 ゴブリン

赤黒型。ローウィン後の最新式のレシピは貴重。これも《血染めの月/Blood Moon(9ED)》を使用。サイドからは《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》まで取ってある。この構成ならメイン《血染めの月/Blood Moon(9ED)》アグロロームは厳しそう。

3位 ドランデッキ

20-20-20の構成にしてスペルは2枚か4枚という拘りよう。かっちり動きそうだ。サイドに根絶2枚。

4位 ゴブリン

コレも赤黒。そしてメイン《血染めの月/Blood Moon(9ED)》。2位のとは違って《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》無し。

5位 ドランデッキ

メインに奇をてらったところは無いけれどサイドの《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》が他にはちょっと見ない。確かに同系なら《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》以上に厄介そう。

6位 ドランデッキ

メインに1枚だけ《破滅的な行為/Pernicious Deed(APC)》ドランは3枚。

7位 ゴブリン

メインは赤単。サイドに《沸騰/Boil(TMP)》と《ドラルヌの十字軍/Dralnu’s Crusade(PLS)》。

8位 ドランデッキ

特徴が無いのが特徴。基本的なレシピに見える。

−−−

両方で珍しいアーキタイプが散見される。特にアグロロームの一位通過、ゴブリンの大活躍はエクテン環境に一石を投じるだろう。両方根強いファンが多いし。かなりビートダウンの勢力が強まっている。デッキの指針を転換すべきなのかな・・・
PTQ ロアノク 1月5日

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0105roanoke

1位 トリンケットバランスゴイフ
コレのデッキ名はいい加減ややこしいから嫌ですw一貫性が無いのも察してくれると幸い。ウィッシュボードから《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》とか銀玉持ってこれるのが印象的。かなり柔軟ですね。

2位 ドランデッキ
1位とは打って変わって1枚挿しの無い硬めの構成。硬い柔らかいは自分のプレイングと照らし合わせるのがいいかも。自分なら柔らかいほうか。

3位 発掘
サイドに釣るための生物。《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》はサイドインだと強そう。

4位 発掘
メジャーなタイプか

5位 ドランデッキ
ドランデッキのサイドには《破滅的な行為/Pernicious Deed(APC)》のほうがメジャーだけどこれには《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》。自分も《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》のほうがいい気がする。

6位 モノブルー
豊富なカウンターで種類を悟らせない構成。サイドに《魔力の乱れ/Force Spike(7ED)》4は上手いと思う。

7位 UGエルフ
コンスタントな成績を残すこのデッキ。要所をカウンター出来ないと厳しそう。ローウィンからは《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher(LRW)》と《傲慢な完全者/Imperious Perfect(LRW)》。かなり強化された感

PTQ セントルイス

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0105stlouis

1位 発掘
こんだけしぶといデッキは珍しい。我がいとしの《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt(CSP)》の時代か。

2位 スレッショルド
タイトな印象を受ける。これだけ早い環境だとこういうのが強いんだろう。サイドからの《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》1枚が憎らしいw

3位 アグロドメイン
メインから《終止/Terminate(PLS)》、サイドに《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RAV)》と同系を意識した構成。思い切りの良さに感服。サイドからランデスを捨てると同系にはかなり強いサイドが出来るのが強い。

4位 ドランデッキ
サイドに《秘教の処罰者/Mystic Enforcer(TSB)》。ドランデッキの隆盛に伴いメインからの投入もアリか。ていうかアリアリw

5位 ギフトロック
《集団監禁/Collective Restraint(INV)》・・・サイドが14種w《ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm(RAV)》まで入ってる。プレイしていて楽しそうではある。懐かしいくてかなり好みの構成。

6位 ステロイド
かなり個性的なステロイド。20−20−20の黄金バランス、クリーチャーには《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad(PLS)》でスペルは全部赤。これはこれで強そう。タルモばかりに気を取られては入られない構成がすごい、《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad(PLS)》的な意味で。

7位 モノブルー
《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》と《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を両方採用。さらにサイドから追加の《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》。何がしたいかわかりやすい。

8位 モノブルー
7位と似たような構成。クリーチャーへの対策を少し削ってあってコントロール戦での無駄カードが削ってある程度の差。

−−−

セントルイスは既存のデッキにも新しいタイプのデッキにも色が出ていて面白い。収穫は大いにあった。
PTQ ニューヨーク 以下1月5日

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0105newyork

1位 ドランデッキ

マナソースの1枚挿しが気になる。メインガドックなし。サイドに4

2位 ドランデッキ

サイド以外は一位の準コピー。ガドックの代わりにレイラインが4

3位 ドランデッキ

ドラン多いなw上の2つよりは見慣れた感がある。

4位 ドランデッキ

またドラン。

5位 アグロドメイン

やっとドラン以外か・・・。サイドから《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》4枚で8ランデスにも移行可能。

6位 アグロドメイン

メイン《幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx(APC)》。全体的に上手い構成だと思う。1枚挿しも理にかなってる。

7位 ドランデッキ

サイドに《起源/Genesis(JUD)》

8位 ドランデッキ

2位のと良く似てる。サイドから忍者は上手いかも。

PTQ オーランド

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0105orlando

1位 発掘

ノーコメント

2位 発掘

サイドにおかしなものが見える。《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel(RAV)》と《包囲ワーム/Siege Wurm(RAV)》!?

3位 アグロドメイン

サイドはガドック4とか

4位 アグロドメイン

メインにドラン2。《タール火/Tarfire(LRW)》はタルモ用か。

5位 発掘

サイドに針なし。トリンケットは無いとふんだのか?

6位 ドランデッキ

《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow(RAV)》、モックス1挿しはドランデッキの嗜みなのかな?

7位 ドランデッキ

《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》1挿し。

8位 カウンタートリンケットゴイフ

《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》なしの青緑バージョン。《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》4で《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》をメタったのか。まぁそれ以外の理由もあるだろうけど。

−−−

ドランデッキ多すぎwドランデッキは強みも無いけど弱点も無い感じだからやりづらい。
ワールド併催 12月7日

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/blog3#1

1位 ドランデック

2位 モノブルー

コレが雛形なのかな。《もみ消し/Stifle(SCG)》はメイン4枚。

3位 トリンケットトップゴイフ

名前がややこしいけど凄く動きが柔らかいデッキ。

4位 UGトロン

日本では中々お目にかかれないアーキタイプ。

5位 発掘サイカ

懐かしいアーキタイプ。まだトップ8に入れる実力はアリか。

6位 トリンケットゴイフトップ

7位 《集団監禁/Collective Restraint(INV)》ロック

これじゃないともうギフトロックじゃビートを捌ききれないのか?

8位 WRコントロール(セプターブーン)

謎デッキw一応覚えておく

以下1月5日

PTQ ボストン

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0105boston

1位 ステロイド

メイン《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》のランデス風味。サイドに《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》

2位 UBウィザード

熱い構成。《嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice(INV)》は忘れた頃に見るなぁ・・・。尖ったステロに勝ってランデス気味のステロみ負け。

3位 ドランデッキ

セミでランデスに負けたのか。

4位 ステロイド

1位のとは違って尖った構成。

5位 発掘

構成に少し引っかかるものが・・・

6位 ステロイドtW

火力偏重。サイドからガドックとチャント。面白い構成。

7位 WUトロン

メイン《行き詰まり/Standstill(ODY)》

8位 歴伝

ローウィンからは《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》

PTQ デトロイト

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hollywood08ptq/0105detroit

1位 アグロドメイン

比較的普通な構成にメインガドック

2位 カウンターバランスゴイフ

《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》抜きでウィッシュボード。メインに《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》4。

3位 歴伝

メイン《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All(CHK)》、《火+氷/Fire/Ice(APC)》。

4位 UGトロン

5位 トリンケットゴイフトップ

4枚挿しの多さ、枷4、《魔力の乱れ/Force Spike(7ED)》4。序盤から安定して動けそうな構成

6位 ステロイド

《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》入り。入ってるほうがメジャーなのか。

7位 《破壊的な流動/Destructive Flow(PLS)》

久しぶりに見た。メタ次第では今でも通用するか。

8位 トリンケットゴイフトップ

メイン《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》、枷は無し。代わりに《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》がメインサイド併せて4枚。

−−−

ステロタッチ白なデッキは面白い。発掘サイカとかフロウみたいなPTバレンシアで負け組デッキだったのもトップ8に残ってたのが印象的だった。しかし分散してますね。
 tessennが通っているお店では第4金曜のFNMは双頭巨人戦のスタン構築戦になっています。多分日本のどこを探してもこんなことをやっているところは無いと思うので色々そこから培ったことを書いてみたいと思います。近くで双頭巨人戦があるところは参考にしてください(いれば・・・ですけど)

 大体大まかにまとめると4つの点がスタンの違いとして上げられると思います。

 ?2対2でライフは40点である
 これは単純計算すれば4人全員がビートダウンを使うと仮定すると単純にライフだけが2倍という計算になります。つまり1ゲームに時間が2倍かかります。だから基本双頭巨人戦は2本先取の3ゲームなんてまどろっこしいことはいたしません。マジックは運ゲーですがゲームが1本だけの双頭巨人戦ではより運の要素が強まっているといえます。だから1枚の《神の怒り》で場が壊滅する2人ともビートダウンという戦術はあまりやらないほうがいいと思います。

 ?1枚のカードが勝負を決してしまう
 単純に?でも出た《神の怒り》が好例だと思います。相手は2人なのだから単純に相手への損害も平均2倍とみてもいいと思います。同じく《紅蓮地獄》や《燎原の火》などの場全体に効果を及ぼすカードは強くなっていると考えて問題ないと思います。
 もうひとつ例を挙げるとすれば前のスタン環境で強かったマガシュー、歴伝、バベルなど勝ち手段をエンチャントに頼るデッキも強かったといえます。理由はもちろんサイドボーディングが出来ないから、です。だから双頭巨人戦の場合は《解呪》、《帰化》、《クローサの掌握》というカードは最低一人がメインに忍ばせておいたほうがいいでしょう。今でもセレズニア対立が組めて、もしかしたらバベルもいるかもしれませんしね。

 ?2人協力プレイが出来る
 何を意味するかというと、2人ともスリヴァーデッキで出たら強いです、って言う意味です。単純にシナジーを2つのデッキで共有できるっていうのは強力ですね。ほかにはストームを2人で稼いだり、相方の全然氷雪を入れる必要の無いデッキにも《フクロウ》のために氷雪を入れてもらったりしてもいいですね。だから相方に《強迫的な研究》を撃ってあげるっていうことも全然アリだと思います。

 オマケ?明確なハメプレイが存在する
 2人で片方のランドを攻めると事実上の2体1という公開処刑が出来ます。特に相手がコントロール×ビートという構成だとコントロールの土地を縛りつつビートの方は適当な壁クリーチャー(《根壁》、《鉄足》など)で止める戦法は強いです。流石にメインから《聖なる場》を積んでいる人はいませんしね。この戦法を取りやすいのは今ならソーラーフレアor《アネックス》入りトロンとRGランデスでしょうか。

 参考にしてくれると幸いです。
 とまぁ始まりました。鉄線が妄言を吐いて、心優しい善意ある皆様から厳しい突っ込みを受けるこのコーナー。それでは早速自分が心がけているポイントを並べたいと思います。

?基本論色解説
W>U>R>B>G 白やりたい。青はヤバイ。緑メインはやだ。黒は来ないー。赤は火力だけ。

 とにかく白をやりたい、が鉄線の本音です。白のいいところは何でもあると言うところです。理由は

・何でもある

 ゴッドカード、軽量クリーチャー、コンバットトリック、除去、タッパー、ピンガー、回避能力もち、どれも一通り揃っていてなおかつ質が高いです。

・初手クラスの除去、火力、エンドカードがあまり無いので流れて来やすい。

 レア以外であり得るのは《時間の孤立》、《十字軍》くらいでしょうか。やはり初手なら他のものに目が行ってしまいがちです。

 白をやるときに気をつけるべきなのは《シャンブラー》や《硫黄》を見かけたら気合入れてカットすべきと言う点です。下手したら場が壊滅するまであるので。

 青もいいですね。ただ青は《カゲロウ獣》、《ルーター》、《ロブスター》が目に見えて強い&軽いので取りやすいのが難点です。初手クラスのタッチしやすいコモンが多いので競合しやすいと言う印象があります。

 個人的なオススメは《歪んだ爪の変成者》です。トリックかつクロックってなかなかいいカードだと思います。自分の中の優先順位はきっと他の人より高いと思います。

 赤は線が細いです。サイズで頼りになるのは《石炭焚き》と《シャンブラー》くらいでしょうか。それ以上のサイズは少し重いです。皆さんが言うように《灰色オーガ》多過ぎです。そして待機クリーチャーの《ケルド兵》が思ったより頼りにならない場面が多いです。だから自分の中ではメインカラーにしたくない色ですね。

 ただ火力は素晴らしいです。《待機稲妻》、《ぶどう弾》、《斧》どれも2番目の色としては秀逸の素材だと思います。ただ人気が高いんですよね・・・。

 この色はストーム推奨色でもあります。《巣穴からの総出》と《ぶどう弾》は強力かつ確実なアドバンテージが取れると言えるでしょう。《石炭焚き》、待機カードと相性がいいのも好印象です。

 次に黒ですが、除去は豊作です。クリーチャーは殴り合いに限ると不作です。この色はえてして殴りあいには向かない色だと思います。《吸魂魔道士》、《マナを間引くもの》、《ダル追われ》は優良なダメージ源ですが守りに不安が残ります。個人的にはココらへんが不安なので出来るだけ流したい色だと思ってます。しかし《死体》がまとめて取れるくらい回りが黒やってなさそうならワンチャンスくらいでしょうか。

 スペルに限ると前述の通り豊作です。だからこの色もタッチカラーならば心強い存在となるでしょう。《結核》も素打ちを捨ててまで投入価値はあると思うしその他除去も概ねシングルシンボルだというところが心強いです。

 緑は正直微妙です。クリーチャーの印象としては「小さいか重い」といったところでしょうか。サリッド固め取りは強力な戦略だと思いますが序盤に不安を残します。サリッドは少し単体だと悠長すぎるのが難点ですね。除去に弱い、回避能力に弱いというのが露骨に出すぎていて不安が残ります。

 スペルは《版図》と言うエンドカードを代表にそこそこのコンバットトリックがそろってますが所詮それだけ、、、といったところでしょうか。クリーチャーの質で勝負する色なのでクリーチャーが頼りにならないとなんとも・・・と言った印象ですね。

 第一回は各色について書いてみました。実際はこの中から色を混ぜてデッキを作っていくことになることが多いので次はそこらへんについて書こうかと思います。
 「《アクローマ》対策」で検索してこのページに来てしまった人が居ますね。おそらく黒単コントロールについて書いたページに反応したのだと思います。確かにこのカードはいい意味でウンコカードです。しかし鉄線は1枚しか持っていません。だから堂々とトーナメントで使用出来ないのです。《アクローマ》ゲーになったときに負ける確立が高いです。よってちょっと前に検索してきた人のためにそして自分のためにもう少しアクローマ対策について考えてみることにします。ちなみに対策は場に出てしまった場合に限ります。足止めのランデスとかカウンターとかに言及すると他の話になりそうなので。あと色次第では対策が無理な場合があります。そういうときはやられるまえに殺りましょう。

 彼女が持っている能力は 《飛行 速攻 先制攻撃 トランプル プロテクション2種 警戒》 
 です。すなわち強みである点は

 ・赤と黒の除去が効かない→トロン、ラクドス、ボロスに強い
 ・セレズニアのトークンブロックが出来ない。あいつら飛んでないし
 ・そもそもチャンプブロック自体がトランプル、先制攻撃のせいで意味を成さない場合が多い。
 ・速攻→警戒のコンビネーション自体が強い。制圧力がある。

 とまぁほとんど完璧野郎ですね。

 その中で浮かび上がる弱点というか穴はホントに少ないと思います。考えられる対抗策としては

 ?白、青、緑に対しては免疫が無いのでこの色の除去カード。
 

 ?対象を取らない除去、妨害には引っかかります。全体除去や任意の生贄カード等。

 ?それよりもデカイので止める。

 ?パクる。その価値はある。

 ではそれぞれの場合で具体的に例を出していきましょう。

 まず?から

 《信仰の足枷》、《平和な心》、《時間の孤立》
 まぁ所謂ところのおなべ達(擬似除去)ですね。例を出しておいてアレなのですがこいつ等はあまりオススメできるものではありません(もちろん《アクローマ》対策で、という意味で)。もちろん彼女自体にはすっぱりと効くのですがおおよそ彼女が入るデッキはリアニもしくはそれに准ずるコントロールと相場が決まっています。そういうデッキが《屈辱》、《絶望の天使》、《撤廃》を合わせてメインから4枚採用しない理由がありません。どれもそれなりにユーティリティーのあるカードですがそれゆえに対策されやすいのです。

 《糾弾》、《貪る光》、《細胞形成》 
 いわゆるこの色の中で確定除去と言える部類です。しかしこれらは全て使われる場所が限定されていてコンバットトリックの域を出ていないものが多いです。しかし条件さえ揃えば無条件で除去出来るのでメタ次第では今はあまり使われていない《貪る光》、《細胞形成》も使われうる可能性を持っていると思います。

 では次。?対象を取らない対策。

 《小悪疫》、《残酷な布告》、《打撃+暴走》の《打撃》
 こいつらは完璧です。《アクローマ》を問答無用で殺します。だからこいつらを使うべきです。まったく無駄がありません、黒だろうと関係ないです・・・・・と言いたいのですが。ソーラーフレア、ソーラーポックスに限った話をするとその側には結構な確率で何かがいます。たとえば《骸骨の吸血鬼》とかそのコウモリトークンとかひたすらウザイ《ハーコン》と《軽騎兵》とかが。こいつらさえいなければ前述の通り完璧なのですが。まぁここはプレイング次第といえると思います。他の除去と併用したり相手にアクローマのみを出させるプレイングを心がけてこいつらを通しましょう。

 《神の怒り》、《突然の俗化》、《虚空》、《荒廃の巨人》《罰》マナ掛かり過ぎで却下

 彼らはとても優秀です。対象を取らずに無差別に破壊するがゆえに優秀です。アドバンテージも他の単体除去よりも他のクリーチャーも巻き込みやすいので簡単に取れると思います。ただそれゆえに大振りなカード→返しのリアニを許してしまう、ともいえると思います。こういうカードを使う場合返しで単体除去、もしくはそれを防ぐカウンターを構えておくのが吉でしょう。

 ?以降は長くなったのでまた今度書きます。あと意見とかあれば受け付けます。まぁ受けの悪いテーマなのであれば、、、ですけど。
後半

今週はPTQロスの神河ブロック構築からのちょっとした素敵な問題だ。

親愛なるズヴィ氏へ
私と友人は多くの《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》コントロールとのマッチアップを予測し、黒単ハンデスデッキがそれを堅実に倒しうると思い選択しました。手段として速さを少し犠牲にしてハンデスに重きを置き、《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber(CHK)》を入れました。

リスト

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/la05ptq/0730somerset (6位のデッキ)

1ゲーム目
ゲーム中、対戦相手は早いターンで森と沼をプレイし、私はおそらく彼は《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》だろうと思いました。自分のとある自分のターンのアンタップ中に、このような場面がありました。

対戦相手 (12 life)


3 《森/Forest(RAV)》 (2 タップ)
1 《沼/Swamp(RAV)》
1 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》

手札
5 不明


自分(20 life)


4 《沼/Swamp(RAV)》
1 《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》
1 《大峨の匪賊/Ogre Marauder(BOK)》 (装備《万力鎖/Manriki-Gusari(SOK)》)

手札
1 《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat(CHK)》
1 《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》
1 《沼/Swamp(RAV)》
1 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》(ドロー)

私は対戦相手が青マナを出せず、レスポンスできないうちに《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》を指定したいと思いました。最初にアタックをしない理由はありませんからアタックしました。対戦相手は《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》をブロックして《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》を生贄にささげ《沼/Swamp(RAV)》を持ってきました、それは驚嘆に値しました。攻撃は彼のライフを9点にしました。決定しなければいけないことは《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》をプレイするかどうか?するなら何を宣言するか?になりました。私の考えは直ちにスタンダードの《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》デッキでこの場に影響力のある2枚のカード《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to suffer(SOK)》《忌まわしい笑い/Hideous Laughter(CHK)》に及びました。《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》を持たずにどちらかのカードを持っていることは彼の動きと《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to suffer(SOK)》が2枚の中で危険だと証明しました。

《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》コントロール中確かに最高に最上に重要なカードだ、それゆえ名前にもなっている。この場合正しい結論だったか?どのように場を解釈し、どうするか?

何が対戦相手の手札にあるか?彼は5枚持っている、そして多くの可能性がある。上に書いてあることもある、 一番大きなヒントは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》《島/Island(RAV)》より《沼/Swamp(RAV)》を持ってきたことだ。最初に疑問に思うことは

対戦相手が《島/Island(RAV)》を手札に持っているか、もしくは《島/Island(RAV)》は無いけど《沼/Swamp(RAV)》のほうが重要と思ったか?ということだ。




《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to suffer(SOK)》は2つの《沼/Swamp(RAV)》がいる(加えて、すぐに生贄にささげるならもう1枚)。《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》は1枚の島が必要だ。《森/Forest(RAV)》が3枚要る理由は《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CHK)》しかないし、そしてもし手札にあっても(そこに根拠は無い、あるのは彼のデッキでさえ)彼は3枚目の森を常に後でプレイできただろうね。もし彼が《島/Island(RAV)》を手札に持っているなら、プレイする多くの根拠があり、そして君にこの世界を破壊され得る現実的な恐怖は無い。そこには私が対戦相手が《島/Island(RAV)》を持っていると思える理由が2つある。彼が一風変わってるもしくは選択肢に気付かなかったかが一つ目、もう一つは彼はある試みをして、君を欺いている、ということだ。 最初の可能性は見込みが無い、なぜなら殆どの人の天性が多くの種類の色マナを序盤にプレイしようとするからね。それはありえないことだが対戦相手はやってることを十分わかっているだろうし君に対してバカな真似をしている、だがそれはありえるね。

だけど、ここには場には他の要素がある。たいていの《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》コントロールはデッキ中たった1枚しかない《島/Island(RAV)》からプレイされる。そこから計算すると《島/Island(RAV)》を持っているとは考えづらい。だが最初の理由よりはマシだ、彼は《島/Island(RAV)》《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》を手札に持っているんだろう。なぜ彼は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》を前のターンにプレイしたのだろう?《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》をプレイすることはそれよりはるかに重要なことに思える。実際、この線の根拠は《島/Island(RAV)》《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》の両方を持っていないことを証明するだろうね。

 何がこのゲームの勝者を決めるか、そしてどのように勝つためのプランを立てるか?《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》はプレイした時プレイヤー達に残りのゲーム中のプランを立てさせる。君は対戦相手の手札にあると思われるカードを追求することが出来た、もし君がその短期間を重要だと思うなら、だ。君は長期間ついて考え、残りのゲーム中、対戦相手の動きを鈍らせることを試みることも出来ただろう。しばしばこの類の知識は練習によって得られる。どのカードが重要か?どのカードをリムーブするのが君の長い目で見たゲームにとっていいか?君はすばやく勝つ必要があるか?

私の観点では、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》のように名前を指定する際の最大の過ちは、《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》は長い間前線でこの問題について注意されず、考えられなかったが、君のライブラリーから1〜2枚土地を取り除いてデッキを圧縮するのと同じような方法で過大評価している。もしその君が名前を指定しようとしているカードがすぐにプレイされえないなら、もしくは相手の手札に無いことがわかっているなら、その場合君は長い期間で見ると大きな代償を払う必要があるね。長い目で見ると効果はあるだろう、けどその理由は対戦相手の必要とするカードたちを即座にゲームから除外することによって対戦相手を邪魔することにある。それはの次ターンのみに焦点を置いた話ではないけど、君は次の数ターンに渡って起こりうることに多くの注意を払わなくてはいけないことを意味する。その短期間に勝つチャンスと負ける危険性があるのならなおさらだ。

このシチュエーションで、短い期間で見た見通しはどうだろう?

君はすばやく対戦相手の息の根を止めようとしているだろう。きみはテーブル上ではいい形で攻めていて、そして君の対戦相手はスペルが重いデッキでテーブル上には何も無く、可能性のある重要な色マナを揃えられてはいない。もし、君が勝ちに行くなら、早く勝ちに行くのが一番だ。君の疑問に対戦相手はどう答えうるだろう?彼の一番可能性のある答えは《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to suffer(SOK)》で、そして2枚目の《沼/Swamp(RAV)》を手に入れたことが考慮しうるヒントだ。 《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to suffer(SOK)》を指定することが対戦相手に場をコントロールすることの難しさを知らしめるだろう、かれは多くの練習をして、練習の成果が長期戦略の核心にあるのだろう。それははっきりと指定するカードを示してるみたいだね。


何が起こったか?

私はカードが当たらなくてもここで彼の手札のカードを取り除くことに価値があると重い《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》をキャストしました。それは解決され私は《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to suffer(SOK)》を指定しました。成果として、そのデッキに入っている2枚のうちの1枚は手札から取り除かれました。この結果は勝つために重要な影響を及ぼしました。今ゲームを思い返して、私は考慮しなかった重要な兆候がそこにはあったことに気付きました。けれども私は彼が《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》持っていた彼の手札すらもこのプレイング上では何も意味を成さないと思います、《島/Island(RAV)》が手札に有り、ちょうど欲しい《沼/Swamp(RAV)》をトップデッキするかどうかという確率は全くありえる話でした。このシナリオの下でも私の《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》は彼の最も重要なカードを失わせたでしょう。けれど、まるで災害に見舞われたかのような最悪の場合のシナリオをして、私の恐れる2枚のカードのどちらかが彼の手札にあったかもしれません。

-Evan Kaplan(エヴァン カプラン?発音不詳)


そこには彼がカバー仕切れなかったいくつかの詳細があるけどパッと見て彼の思考は堅実だ。もし他に私が口を出すところがあるなら、それは彼が長期間にわたる戦略にとらわれすぎているところだが、それは分析することに長けているということでもあるね。

わたしはこれより多くのコラムをやってきた、だから私の最大限の鋭意は払ってやるだろう。もう一度、このコラムの成果を報告してくれた君たちに感謝をしたい。

−−−−−−

やっと完成しました・・・・。
 序盤のサイン 

 http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/zm39

 始める前に私のコラムに賛辞を贈ってくれ、そしてそれから学んだことを知らせてくれた君たち全てに大いに感謝をしたい。人を手伝うことから学ぶのはこのようにやりがいがあり、私は一度もコラムでヘマをしたとは思ってない。その代わり、私はそれが何らかの素晴らしい内容の結果になったと思う、だが、それは結局意図したことと同じように働くことはありえない。

 ここにある問題をこの週のメインイベント前に肩慣らしに考えてみよう。

 Q:私は《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》を使った青赤デッキをプレイしている。初手には《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》があったが出せるような物は何も無かった。私の質問はこれ:《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》をタップしてプレイするべきですか、それともアンタップして2点ライフを払ってプレイして対戦相手をけん制するべきですか?

以下回答

 この場合の質問は君が何を示したいか、そしてどのように対戦相手の行動を変えるか?ということだ。もし君が1ターン目にアンタップの《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》を出すとする、そうすると君は2点ライフを支払っている。それはビッグなコストだ、だから対戦相手は君を信じるだろう、だが彼は何のために君がそのマナを欲しがったと思うだろうか?君が与える偽の情報は対戦相手の行動を変える要素でしかない。今のスタンダードの環境だと、私は君の手札に《ショック/Shock(9ED)》があると考えるだろう。そして1ターン目に2点ライフを払う価値は無いとも思うだろう、特にあなたが先攻ならそれはそれの価値があるように見えない。 そのため、私は何を考えるかを確信してさえない。

 2ターン目ならどうだい?

以下回答

 2ターン目はまた違った代物だ、なぜなら今君は《差し戻し/Remand(RAV)》《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》のことを示しているからね。上記のカードはより大きなインパクトがある。対戦相手の2ターン目に彼が干渉できないことがわかること、特に対戦相手がカウンター出きない3ターン目を得るなら、代わりにリスクを負いたくないなら、それはよく自分のチャンスの原因になりうるだろうね。 土地をタップ状態で出すことは君がカードを持ってないことも教えてくれる、アンタップ状態で出す限りは少なくとも1枚は持ってることを教えてくれ、そしてこの情報は大きな要素だ。私は明らかにその情報を利用できる(そして誤ってしまう)。 君がカウンターしないことすらも、君に選択肢の無い可能性よりチャンスにカウンターしないことを決めたと私は考えただろう。それは私が何を出そうとしたか、と君が見せているカードによる。

 私は時々君は2点ライフを払ってそれを出しておくべきだと思う、だが1ターン目はばかげていると思う。しかしながら、君が《魔力の乱れ/Force Spike(5E)》を簡単に持ちうるフォーマットなら(もしくはそれなりに、君のデッキに《魔力の乱れ/Force Spike(5E)》があることが明らかなら)2点ライフを払うことははるかに面白いブラフ(ハッタリ)になるだろう。

 これは受け継がれる認知だと覚えておいてくれ。もし、君の対戦相手が君の送ったシグナルを理解するすべを持たないなら、それが役立つことはないだろうね。

−−−−−
 中身は序盤の情報量が少ない中、どうプレイするか?ということです。肩慣らしの前半は自分のプレイングについて、メインの後半は《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》を使った相手に対してのプレイングについて書かれています。

 前半(肩慣らし)終了。後半はまた今度。長い、長すぎる。これで全体の30パーセントw

 まぁいい英語勉強になりました。好評なら後半も。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索