モダンホライゾン発売！テゼレッターの立ち位置について

2019年6月25日 Magic: The Gathering

お久しぶりです。今日はモダンホライゾン後のテゼレッターを取り巻く環境の変化について書いていきたいと思います。

1.新カードについて

モダンホライゾンというエキスパンションは、レガシーのテゼレッターにも多大な~~ご迷惑~~影響を与えてくれました。カードリストを見て明らかに目につくのは、アーティファクト（少しばかりエンチャント）へのヘイトカードの増加ですね。

活性の力、溜め込み屋のアウフ、悪ふざけなんかは書いた順番にサイドボードに顔を見せているのではないでしょうか？赤黒剣はやはりオーバーキルカードだったようであまり使われてはいないようですね。

活性の力については、土地単、ダークデプス、エルフそしてアグロロームが再利用の賢者やクローサの掌握の枠に代わりに入れて使っているようですが、これは良し悪しがあるので一概に悲観すべきカードではないと思います。何故なら、活性の力はクローサの掌握と違いカウンターが可能で、再利用の賢者と違いフラスターが当てられるからです。力線とモックスダイヤを1ターン目に割られると流石に負けますが、だったらそういったプレイングをしなければ良いわけで…

逆にピッチコストで打った活性の力をフラスター1枚で返せれば流石に勝てますからね。

少なくとも灯火カーンや溜め込み屋のアウフより1万倍マシです。

そして、溜め込み屋のアウフですね。これがいけません。これが刷られたおかげでカナスレとのマッチアップが劇的に悪くなりました。カナスレというデッキは軽いクロックを守るという行為がレガシーの中で感染と並んで一番上手いデッキです。テゼレッターの薄い除去では中々ヤらせてもらえないんですよね。いやー辛いです（2敗）。アウフを前に殴られてるとチャリスで蓋をしてPWで蹂躙される気持ちが少し分かるくらいには理不尽を感じます。

アウフはエルフやダークデプスでもプレイアブルだとは思うので、流行らないで欲しいという思いを込めながら、とりあえずメインに集団的蛮行は欠かさない構築で今後も頑張りたいですね。

2.流行のデッキについて

対戦するデッキの変化としては、やはりカナスレが増えていますね。レンと6番はやはりカナスレの中に居場所を見つけました。タルモのお見合いを許さず、タフ1も許さない。不毛やフェッチはぐるぐるする…最強かな？彼女らはアグロロームに採用しても強力で、採用されれば奥義達成はかなり現実味を感じましたね。土地を捨てて衰微コピーは人間がやることではないです。

あとは灯争大戦からの秘儀術士デルバーはかなりやりやすい相手なのでもっと流行って欲しいですね。従来のURデルバーの速槍の枠に秘儀術士が入っていて凄いクロックが下がってます。チャリス1を置けば2マナ1点クロックなんで、テゼレッターのロックが間に合うんですよね。これは1ターン目速槍にはできないことです。

3.テゼレッターはどう変わるか

テゼレッターにも、最高工匠卿ウルザという中々に楽しそうなパーツが現れました。最悪除去されても、トークンを残してくれるので入れ得。さらにソプターと無限コンボも見れるので、強さの質を落とさず、楽しさを増すカードとして使っていきたいですね。

従来のカードでは、活性の力を見てのフラスター、タフ2のヌルロを殺せる蛮行、ヌルロの影響外にあり、レン6を5/5で殺せるテゼレットはデッキパーツの中でも重要度が増したと思います。逆にサイド後はヌルロや活性の力の良いマトのモックスダイヤがとても弱いので、アウトを積極的に検討しなきゃいけなくなったのかな。と思います。

まだまだ新環境始まったばかり、テゼレッターの調整改良やっていきます！